悔しさと感謝

2009年11月30日 スポーツ
プロスポーツってすごいな、とあらためて教えてもらった11月最後の日曜日。

横峯選手の大逆転。
「あきらめたらそこで終わり」って真実を体現してたね。
去年賞金女王になれなかった悔しさをばねに、自分の力を信じてもぎとった勝利。
インタビューでは「感謝」の言葉を口にしていた。




亀田選手、チャンピオンおめでとう。

先週の金スマで中居さんが
「亀田選手の方が背負っているものが重すぎるのでは」
と言った時
内藤選手が
「ぼくだって背負っているものがある」
とちょっとむきになっていたようだけれども

背負っているものが重ければ重いほど、それが強さにつながるのがあの格闘の世界だ。


「この2年、一日も心が晴れた日はなかった。そんな飯を食ったことがなかった」
夜のインタビューで興毅選手が語っていた。
「とうちゃんを喜ばせてやりたい」と。

そして、こんなバッシングにあってもずっと応援してくれているファンを喜ばせたいと思っていたと。

試合後の「感謝」の言葉にちょっと驚きつつも感動した。


それにしてもファイナルラウンドはよかったなあ。
鳴りやまない歓声がプロの試合だと思った。

いい試合だった、けれど

結果がすべて、なんだよね。


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プロの格闘の試合というものには「物語」を持たせたがるのがマスコミというもので、

だから先々週、金スマの予告で内藤選手のことを扱うと知った時
正直「えっ」と思ったんですが、(これは逆の場合でも同様)


中居さんのあの仕切りで扱ってもらってよかった、と思っています。




中居さんがなぜ、内藤選手に引退を考えているのか、質問したのか。
「負けたら引退」と思うことで、自分を追い込もうとしていたのかもしれないけれど
最愛の人が自分がやめることを望んでいる、と思ったら

なかなか自分を奮い立たせるのは難しいだろう。

そしてやはり引退なのか、
今日試合をしたことで
まだ終わらせたくない、と思ったか。


そして今日から、
マスコミはまた手のひらを返すのか。

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