評判の「おくりびと」を見るつもりで映画館へ行ったら

予定していた時間の分が今日に限って休映!!

時間が合わなかったので仕方なく予定変更で

「チェンジリング」


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1928年、シングルマザーのクリスティン(アンジョ)の一人息子、ウォルターが突然行方不明になる。
数ヵ月後、ロス警察は息子を見つけたというが、戻ってきた息子はまったく見知らぬ少年だった…………………



実話だそうです。
あってはならないような話が展開されますが、まさに「事実は小説より奇なり」
20年代のファッションに身を包んだアンジョは「普通の女性」ながら
子供のために戦う強い女性。
すごい役に合っていた。
スターとしての彼女の華を損ねることも、過剰にすることもなく
ぴったりと映画の中に納められるのはやっぱりイーストウッドの力かなあ。
当たり前のことですが、その映画を作ることにおいて
何が重要かよく知ってますよ。
熱い情熱とそれにコントロールできる冷静さ、そのバランスですよね。

前半ぎりぎりさせられたものは後半ちゃんとカタルシスを感じられるような展開になっていますので、後味は悪くないと思います。
あの「闇」もアメリカなら、あの「正義」もアメリカだね。
監督の人間性がよく出ている映画。

ただ、「実話」なんだよなあって……………
彼女は立ち向かった権力には最後勝つんですが
彼女はそういうことを望んでいたんじゃないのにね…………



でもやっぱりアンジョは戦う女性が似合う、そして美しい。



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