濃密(2つ目)

2008年2月10日 映画
どこの評でもトニー・レオンが大絶賛なので
空いた時間で行ってきました
「ラスト、コーション」

思ったよりトニーの出番が少なかったのですが
さすが、ラストは胸に迫るものがありました。
切なかったよ〜〜〜

で、トニーはもちろんでしたが

大抜擢だった相手役のタン・ウェイがいい。
「初々しさがほしかった」という監督の狙い通り
スッピンの時の初々しさと、徐々に艶を増していくその変貌ぶりは、アン・リーのしてやったり、というところでしょう。

「これってじっくりとディスカッションしたんだろうな」
と思っていたらやっぱり3ヶ月ぐらい準備期間をとって
撮影に臨んだらしい。
そして3ヶ月かけて撮影したそうな。

いいな、と思った。
今、邦画でじっくりと準備期間が取れるなんてこと
あるんだろうか。

この間のR・スコットといい
今回のアン・リーといい
やっぱり邦画と全然違うんだよな……

かけるお金ももちろん違うんでしょうけれど
映画というものに対する、周囲の環境が違うんだろうと思う。

「濃密」な映画でした。

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