なぜに「スキヤキ」？（3つ目）

『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』を観てきました。

以下、ネタバレあります。



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冒頭、タランティーノがえらいカッコよく見えるのは
たぶん「英語」な「英語」を話しているせいでしょうな……
（↑失礼か？でも褒めてるよ）

出てる役者さん達がちらほらインタビューで漏らしているように
全編英語のセリフは予想以上にきつかったのではないでしょーかー（苦笑）
頑張っているのはわかるんだが
「頑張ってる」感が伝わってきちゃう（苦笑）

ちなみに慎吾目当ての方はDVDで十分だと
思います……（営業妨害だな）

私は三池監督ってちゃんと見るの初めてなんですが。

……うーん、ビミョー……

この手のタイプの映画は決して嫌いではない、
むしろ「範疇」なんですが。

もっと「スタイリッシュ」な感じがほしかったかなあ……
あと、もっとはじけていてもいいのでは。

義経役の伊勢谷くんは求められた「かっこよさ」を
「カッコよく」演じていました。
それと、英語は堪能なのかな？
あまりそれに気をとられてないので
役になれてた感じです。

桃井かおり姐さんの存在感と（銃撃シーンのかっこいいこと！）
香川照之氏の上手さはさすがとしかいいようがない。

とにかく「スキヤキ」の意味がいまいち伝わってきませんでした。

もっとハチャメチャな設定でもよかったんじゃないかなー。
時代劇＋ウェスタンとか。

『続・荒野の用心棒』へのオマージュ炸裂でしたな（笑）
（でもあのカッコよさには…………）

伊藤くん扮するガンマンと伊勢谷くんの最後の対決シーンは
結構好きです。
伊勢谷くんの持ってる日本刀が（←持ってる銃を捨てて
真剣で立ち向かう人（苦笑））

「斬鉄剣かよ！」でしたが。

（外国の人は日本刀は拳銃の弾を弾き返せると思っているに
違いない（笑））

そしてなんだかマカロニ・ウェスタンが見たくなった私でした。