瀕死の白鳥／フィギュア世界選手権

「金スマ」
う〜ん、やはりここの局って要領悪いんだなー、と感じてしまう（笑）（今週はちょっとタイミングも悪かったな、今は「WBC」だろうから）
翻って編成速攻組み替えてきた某お台場の素早さ、柔軟さ。
やはり現No．1TV局との差がこういうところに出てしまうのね。
内容も、荒川さんが金メダル獲ったすぐ後にオンエアされたNHKのドキュメンタリー（あれはびっくりした。NHKやるじゃんと、ちょっと感心）とかぶるところがかなりあって。
目新しかったのは長野五輪の頃のエピソードとかかな。
中居さんは楽しそうでたいへんよろしかったですけれどね。
でも、今はもうカナダで世界選手権も始まっており、選手達はもう新たなる戦いを始めているわけで、今日パ・リーグの開幕もあるわけですし、あらためてアスリートという方々の大変さを思うところです。

男子フィギュアは、優勝はトリノの銀メダリストのランビエールが見事な演技で金メダル。
日本からは唯一人出場した織田くんが4位入賞していました。
納得してないところがおっ、と期待できる。
男子もがんばれ！（女子は今日ゴールデンタイムで放送してもらえるのにねえ………）

ところで、
＞まるちゃんさま、
この試合は例のJ．ウィアー王子も出場しておりました。
でも、彼は背中を痛めているらしく、フリー演技、最初こそ華麗なスケーティングをしておりましたが、中盤あたりから彼とは思えないぎこちなさで……
終盤あたり、ついにジャンプで転倒してしまい、しばらく立ち上がれませんでした。
まさかこのまま棄権…！？と思っていたら、立ち上がって滑り出しましたよ。
でも、もうふらふら。
例の独特のドーナツスピンも背中が痛いのでしょう、綺麗とは言いがたい。
やめてほしいのと最後までがんばれ！って思いが交錯しました。
会場も悲痛な感じの拍手で応援します。
最後まで演技しましたが、もう顔面真っ青。
得点の時は全く見ませんでした。不本意極まりなかったのでしょうね。
でも、物悲しげなピアノの旋律の中で痛みをこらえて滑る姿はそれはそれで美しかったです。
転倒してリンクに座り込んでしまった時は思わず
「瀕死の白鳥」
のフレーズが浮かびました。
彼はまだメダルを持っていないそうです。
次に見る時は十分体調を調えて、またあの華麗な白鳥の舞を見せてほしいものだと思いました。