一昨年の紅白終了後、木村ファンの友人と電話で交わした会話。
私「よかったねー!無事済んでよかった!!歌もよかった!!すごくよかったよ!」
友「ほんとだよー!やればできんじゃん!なんでいつもできないんだよー!!」
私「ほらSMAP、2年に1度くらい奇跡を起こすから!」
友「なんで2年に1度なのよー!?」
……今年は「クリスマスの約束」でその奇跡を使ってしまったかもしれない、とふと考えてしまう私(ああっ!なんて不吉なことを!!)
********************************
2003年12月31日、夜。
当時スマファンだった人間はいてもたってもいられないくらいハラハラドキドキしていた時間。
でも「世界に一つだけの花」を引っさげての大トリ抜擢は、至極全うな依頼であり、NHKの英断であったと思う。
なぜなら、それこそあの時「〜花」以外に紅白の大トリにふさわしい歌があっただろうか。
ダブルミリオンセラー、幅広い世代への浸透率。
SMAP自体だって10年以上のキャリアと実績の持ち主。
唯一にして最大の問題点は「歌唱力」だったけれども。
素晴らしいパフォーマンスとは歌の技術ばかりではないことをSMAPは証明してくれた。
11時以降ラストに向かっての歌手の皆さんの歌は、それは素晴らしいものだった。
最近はめっきり声が出なくなっていたサブちゃんの近年まれに見る熱唱、サブトリの氷川くんの正統派演歌。彼も素晴らしかった。2,3年後の大トリは彼のものだろう、と思った。
そして天童さんのトリ。
ポジション的には一番割りを喰ったであろうにそんなことは微塵も感じさせない、だが、プライドをかけた素晴らしい歌。間奏で拍手が起こったくらいだ。
この時、SMAPに課せられたのは、それまでの歌手のみなさんの歌をすべて忘れさせてしまうような圧倒的なパフォーマンス。そうでないと番組は成功ではない。それが大トリの役目。
ある宝塚のトップスターの人が言っていた、
「トップとは周りで歌い、踊ってくれている人達を踏み台にして、その上で燦然と輝かなければならない。そうしないと踏み台になってくれている人達のすべてが無駄になる。それがトップの使命であり宿命」
最後の最後のすさまじい緊張感の中で、SMAPは見事にその使命を果たしてくれた。
歌い出した5人の後ろから白いオーラが放たれたように見えた時の感動は今も覚えている。
あれから2年。
よもや2回目はない、と思っていた大トリ。しかも楽曲は「Triangle」。
神様……
で、本番は落ち着いて集中してね、と思っていた矢先、
どういうことですか、紅白。
「花」の全員歌うのはまだしも(1位が「花」と決め付けているが。新聞、大丈夫か?)
なんですか、「恋のマイアヒ」って。
昭和から平成に続くメドレーで、この歌が最後っていうのはどう?
何を狙っているのかはあまりにも明らか。
それより何より、
途中そんなにいろんなことやらなきゃいけないの?
もっと集中させてあげたいのに、だめなの?
腹が立ってくるんですが。
でも、当の本人達はそんなことは関係なく、最善を尽くすためのことを考えるだけなんだろう。
「求められているならば」
それがSMAP。
見るからには楽しませてもらいます。
「マイアヒ」かっこよくね!
********************************
ドリカムさんがトリを断ったそうです。
新聞の記事に寄れば「吉田さんは極度のあがり症で、出番までの緊張に耐えられない」からだそうで。
これによって吉田さんのボーカルの魅力やドリカムの楽曲のよさが損なわれることはまったくありませんが、
「ドリカムの限界」というものがなんとなく見えてしまったような気がしました。
……もう「今日」だわ……
私「よかったねー!無事済んでよかった!!歌もよかった!!すごくよかったよ!」
友「ほんとだよー!やればできんじゃん!なんでいつもできないんだよー!!」
私「ほらSMAP、2年に1度くらい奇跡を起こすから!」
友「なんで2年に1度なのよー!?」
……今年は「クリスマスの約束」でその奇跡を使ってしまったかもしれない、とふと考えてしまう私(ああっ!なんて不吉なことを!!)
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2003年12月31日、夜。
当時スマファンだった人間はいてもたってもいられないくらいハラハラドキドキしていた時間。
でも「世界に一つだけの花」を引っさげての大トリ抜擢は、至極全うな依頼であり、NHKの英断であったと思う。
なぜなら、それこそあの時「〜花」以外に紅白の大トリにふさわしい歌があっただろうか。
ダブルミリオンセラー、幅広い世代への浸透率。
SMAP自体だって10年以上のキャリアと実績の持ち主。
唯一にして最大の問題点は「歌唱力」だったけれども。
素晴らしいパフォーマンスとは歌の技術ばかりではないことをSMAPは証明してくれた。
11時以降ラストに向かっての歌手の皆さんの歌は、それは素晴らしいものだった。
最近はめっきり声が出なくなっていたサブちゃんの近年まれに見る熱唱、サブトリの氷川くんの正統派演歌。彼も素晴らしかった。2,3年後の大トリは彼のものだろう、と思った。
そして天童さんのトリ。
ポジション的には一番割りを喰ったであろうにそんなことは微塵も感じさせない、だが、プライドをかけた素晴らしい歌。間奏で拍手が起こったくらいだ。
この時、SMAPに課せられたのは、それまでの歌手のみなさんの歌をすべて忘れさせてしまうような圧倒的なパフォーマンス。そうでないと番組は成功ではない。それが大トリの役目。
ある宝塚のトップスターの人が言っていた、
「トップとは周りで歌い、踊ってくれている人達を踏み台にして、その上で燦然と輝かなければならない。そうしないと踏み台になってくれている人達のすべてが無駄になる。それがトップの使命であり宿命」
最後の最後のすさまじい緊張感の中で、SMAPは見事にその使命を果たしてくれた。
歌い出した5人の後ろから白いオーラが放たれたように見えた時の感動は今も覚えている。
あれから2年。
よもや2回目はない、と思っていた大トリ。しかも楽曲は「Triangle」。
神様……
で、本番は落ち着いて集中してね、と思っていた矢先、
どういうことですか、紅白。
「花」の全員歌うのはまだしも(1位が「花」と決め付けているが。新聞、大丈夫か?)
なんですか、「恋のマイアヒ」って。
昭和から平成に続くメドレーで、この歌が最後っていうのはどう?
何を狙っているのかはあまりにも明らか。
それより何より、
途中そんなにいろんなことやらなきゃいけないの?
もっと集中させてあげたいのに、だめなの?
腹が立ってくるんですが。
でも、当の本人達はそんなことは関係なく、最善を尽くすためのことを考えるだけなんだろう。
「求められているならば」
それがSMAP。
見るからには楽しませてもらいます。
「マイアヒ」かっこよくね!
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ドリカムさんがトリを断ったそうです。
新聞の記事に寄れば「吉田さんは極度のあがり症で、出番までの緊張に耐えられない」からだそうで。
これによって吉田さんのボーカルの魅力やドリカムの楽曲のよさが損なわれることはまったくありませんが、
「ドリカムの限界」というものがなんとなく見えてしまったような気がしました。
……もう「今日」だわ……
コメント
一昨年の紅白、まだ今のようなファンではなかった私が録画などしているはずもなく、なんだかこのごろ無性にあの「世界〜」を見てみたいと思っていました。
ユーリさんがその前の歌手の方々のことから書いてくださったので、私のなかで、かなりそのときのことが蘇ってきたように思います。「直江ファン&プレ和賀ファン(笑)」に過ぎなかった私も、とにかく感動しましたから。
あのときの状況とはまた違う大トリ(私の精神状態も^^;)ですが、ひたすら祈るような気持ちで見守りたいと思います。
お付き合いが始まってまだ日も浅いですが、どうもありがとうございました。
また来年も、いろいろなことを教えてくださいませ^^。
どうぞよいお年を…。
こんにちは、子持ちあゆです。
コメントをいただき、ありがとうございました。
こちらこそ、ユーリさんからコメントをいただいたことがきっかけでリンクさせていただき、こうしてお知り合いになれたことをとてもうれしく思います。
これから、末永く、ゆっくりとお付き合いいただけたら幸いです。
「あとになって削除することはしない」、本当に素晴らしい目標だと思います。
でも、確かに難しいことですよね〜。
私も、つい、感情が高ぶっちゃうと、気持ちの赴くままに文章を綴ったりしちゃいますから。(反省)
それに、人間は移り変わる生き物ですから、今の自分はこう思ったとしても、未来の自分は違うふうに感じるかもしれない――。
すいません、ちょっと暗くなりすぎましたね。
ごめんなさい。
宝塚トップスターの言葉、トップの責任とプライドがひしひしと感じられ、とても心に響きました。
素敵なお話を聞かせていただき、感謝いたします。
今日は、ドキドキしながら紅白を楽しみましょう!
これからも、ツートップのお話をいろいろお聞かせくださいね。
来年も、よろしくお願いいたします♪